【読書ログ】ライブ講義M-GTA 実践的質的研究法 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチのすべて
M−GTAを体系化された木下先生のこの本を読了
データの分析を行いながら、また何度も読み直さないといけないなと感じた本。

ライブ講義M-GTA 実践的質的研究法 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチのすべて
- 作者: 木下康仁
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 2007/04/16
- メディア: 単行本
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分析の方法についてとても勉強になったのはもちろんのこと、
M-GTAは
社会的相互作用に関係し人間行動の説明と予測に関わり、同時に、研究者によってその意義が明確に確認されている研究テーマによって限定された範囲内における説明力に優れた理論
の生成を目指しているというところ。
M−GTAの強みは
誰に向けて結果を提示するかというと、一般の人々というよりも実務に携わる人々や当事者やその関係者 などにあります。
と、あるように現場に返すと言った視点に立った時に非常に有効であるところであること。これらのことがとても面白いなと感じました。
動的に説明し、現場の人にとって役立つようなもの。
そんな理論(もちろん範囲の限定はあるけれど)の生成を目指したい時に有効な手段だなと。そして、質的研究は【研究する人間】の役割が非常に大きい。面白くって難しい。